- トップページ
- 徹底比較 │ 「8140G」と「8593G」
徹底比較 │ 「8140G」と「8593G」
ここではGシリーズから2つのレースアップモデル、ワークブーツのカテゴリーから新たなモデルとして加わった8140G「ラインマンブーツ」、そしてSWLを代表するスタンダードモデルの8593G「プレーン・トゥ」を徹底比較していきます。
まずはじめに、それぞれのモデル名について。
モデル名から分かるその違い
「ラインマンブーツ」8140G
その名の通り高所作業用(ライン=電線、電線工)「ラインマン」が履いていたワークブーツです。安全性を確保する為として足をしっかりホールドできるように、つま先近くまでシューレースが施されています。
「プレーン・トゥ」8593G
つま先や甲部分に際立った装飾を入れていない「プレーン」なデザインで、場面を選ばず履けるのが特徴です。
この2つのモデルは、アッパーにはプルアップオイルドレザーを使用し、製法はグッドイヤーウェルト製法を採用、サイド内側にはUNIVERSALファスナー(YKK社製)を装備、そして、ビブラム#4014トラクションソールを装着、といったベースとなる仕様は同じです。
では、この2つのモデルの違いを詳しく見ていきましょう。
見え方の違い
羽根(シューレースを通すパーツ)からトゥにかけてデザインに違いがあります。どちらも外羽根式ですが、着用した際に裾から出る部分の見え方で印象が異なります。
※下写真では一般的なストレートデニムパンツを穿いています。
レースアップの存在感
ラインマンの8140Gは、外羽根部分が長い為、太めのパンツを穿いた場合でもシューレースが見えてレースアップの存在感があり、シンプルなスタイルでもワークブーツらしさを演出します。
プレーンですっきり
プレーントゥの8593Gは、シューレースのそのほとんどが隠れて見えなくなる為、ボリューム感がありながらもプレーンなデザインですっきりとしています。定番らしく様々なスタイルに合わせ易いです。
木型の違い
定番593木型をはじめ、SWLではデザインに合わせた木型の開発もおこなっています。SWLらしい履き心地を考慮しながら、それぞれの良さを引き出すために製作しています。
ホールド感を意識した木型
トゥや土踏まずの抑揚なども加えて、593木型より土踏まずがフィットする履き心地で、593シリーズとはまた違ったホールド感を味わえます。実はサイドゴアブーツ「8208G」にも同じ木型を使用しています。
SWL定番の593木型
SWLを代表する定番8593シリーズで採用している593木型は、ブランドコンセプトの基本に沿って、日本人の足型に合わせて独自に開発しました。これまで593シリーズは多くの方にご愛用いただいており、その履き心地の良さは実証済みです。
トップラインの違い
トップライン(履き口)は見た目の違いはもちろん、履き心地にも関係しています。モデル全体のバランスを考えた異なる仕様です。
シンプルなカットオフ
よりスマートな印象とする為、カットオフ仕様を採用しました。長めの羽根とシューレースでホールド感が高めであることから、履き口はボリュームを抑えてシンプルにしています。一般的な革では断面のアタリが固めですが、程良く柔軟性のある上質なプルアップオイルドレザーだからこそ可能な仕様です。
足あたりの良いパッド
ブーツ全体で足を包み込むような履き心地を実現するため、593モデルでは履き口にスポンジを挟み込んで足あたりを考慮しています。直接足に触れる部分にパッドがあることで、シューレースを上部まで締めて履いた時のクッションの役割と程よいフィット感が得られます。
関連特集ページ