お手入れ方法

トップページ
お手入れ方法

お手入れ方法

ブーツを履くと泥や砂・埃が付着します。そのままにしておくと、シミや汚れの原因になります。履いたらこまめにお手入れすることを心掛けてください。

気に入ったブーツを長く履いていただくには日ごろのお手入れが大切です。ブーツは一日履いただけでも多量の汗が吸収されニオイの原因になります。ニオイを防ぐ為にも、毎日履くより２?３足以上を交互に履くことをお勧めします。

履く前のお手入れについて

革の種類によっては、履き始める前に少しだけお手入れをしておくと、汚れが付き難くなるなど今後のお手入れがし易くなります。

オイルドレザー・クロムエクセルレザーの場合

新品ではすでに革には油分が十分にしみ込んでいるため、そのままご使用いただけます。特にクロムエクセルレザーは多くの油分が含まれております。ただし、しばらく履かずに長期間保管しておいた場合は、油分が抜けてしまっている可能性があります。その際には再び履き始める前にミンクオイルなどで保革してからのご使用をオススメ致します。

※オイルなどの使用頻度は１ヶ月に１回程度で問題ありません。SWLブーツに使用しているオイルドレザーにはもともとふんだんにオイル分を含んでいます。このオイル分が防水性やレザーを保護する役割をしていますが、オイル分が抜けてしまうと乾燥して硬くなり、ひび割れを起こします。オイルドレザー特有のしっとり感が無くなってきた頃がオイルを含ませる頃合です。

スエード・ヌバックなど起毛革の場合

起毛素材なので汚れが付きやすいので、予めレザープロテクターや防水スプレーを施してからのご使用がオススメです。

日頃のメンテナンス・お手入れ方法

ブーツの素材には様々な種類があります。そのブーツの素材に合わせたケアをすることが大切です。革によっては、クリームやスプレーなどで稀にシミになったり色落ちする場合もありますので、事前に目立たない部分で試してから使用するようにして下さい。

１．お手入れ前の準備

タンの内側など細かい部分までしっかりと手入れをする為に、シューレースなどの付属品を外します。

２．全体をブラッシング

ブラシを使用して泥やホコリを落とします。レースアップブーツの場合はタン周りもブラシを使って丹念にホコリなどを取ってください。

３．革表面をクリーニング

レザークリーナーを柔らかい布に取り、撫でるようにしながら革表面の汚れを拭き落とします。その後は一旦風通しの良いところで乾燥させてください。

POINT!　汚れが付着したままオイルやクリームを塗り込むをシミなどの原因になります。クリーナーでの汚れ落としはきれいな革を保つ為の大事な工程です。

４．クリームを塗り込む

シュークリームを専用スポンジや柔らかい綺麗な布で全体的に伸ばしながら塗り込んでいきます。細かなところに溜まってしまったシュークリームは柔らかい布で取り除いて下さい。

POINT!　シュークリームが完全に乾燥する前に、最後にもう一度全体をブラッシングします。ブーツを磨くイメージで円を書くように行うときれいに仕上がります。

５．乾かして完成

直射日光の当たらない場所で、そのまま自然に乾かします。乾燥時間としてはおよそ半日程度が目安です。

今回使用した「お手入れ4点セット」

オイルドレザーやクロムエクセルレザーなどのメンテナンスに最適な、まず揃えてほしいシューケア用品のおすすめセットです。レザークリスタル、ニューネオクリーナー、豚毛ブラシ（オリジナルロゴ入り）、クロス（×2枚）がセットになっています。（すべてコロンブス社製）また、これらは革製品用ですので、バッグやウォレット、ジャケットなど、ブーツ以外のレザーアイテムにも使えます。

詳細はこちら

雨などで濡れた場合

濡れたブーツをそのまま放置するとカビなどの原因になりますので、乾いたタオルや布等で水気を拭き取ります。水気を拭き取りましたら新聞紙等を丸めたものをブーツの中に入れ、風通しの良い場所で陰干しします。その際、日差しの強い場所やドライヤーの熱等で乾かすことは、ブーツ・ソールへのダメージ・型崩れの原因になりますので避けて下さい。そして全体が完全に乾いてからお手入れをおこないます。